1982年 千葉県市堤市生まれ
2007年 多摩美術大学 美術学部絵画学科 油絵専攻 卒業
私の住む匝瑳市は、九十九里平野の平らな大地に沈む夕日がとてもきれいなところです。空が広く、 オレンジや赤、藍や紫、何だか言葉にできない色で、あまりにもドラマチックで泣きたくなる光景。たまに絵を描いていると、ふとそれが社会の、人の、何の役に立つのかと疑問に思うが、こんな黄昏時や自然の美しさに触れると、 ああ私はこのままでよいのだと思い直すのです。
主に「光と影」をテーマに、自然や身近にある気になるものを水彩や版画、筆ペンなどで制作しています。対象を
自分の中で因数分解するように無駄なものを取り外し整理 して、明るく清澄な色調の中に、ちょっとだけ愁いやノスタルジーを含めて、少し悩み、少し楽しみながら日々描いています。
『みつけた楽しみ』
33.4 × 24.3cm (4F)
2017年
紙本・アクリル
『朝の讃歌』
333 × 45.5cm (8P)
2016年
紙本・アクリル