来週末4月20日(土)春季特別オークション開催! ピカソ・クレー・フランク ミューラーなどが出品!

2024/04/08NEW

 来週末4月20日(土)14時より、新橋オフィスにて春季特別オークションを開催いたします!
 3月末に香港でもスペシャルプレビューを開催した今回、注目作品が集まっていますので、今週コラムでご紹介いたします。

 
Lot.73
Pablo Picasso(パブロ・ピカソ)

《Buste de femme au chapeau (BL.1072)》
 画家の妻・ジャクリーヌをモデルにした本作は、華やかな色彩と版木の彫り跡を活かした力強い線描が存在感を放ちます。本作はリノカットという版画技法が用いられ、ピカソはわずか4年間で200ものリノカット作品を制作するほど熱中しました。1枚の原版で多色をピタリと合わせる技量の高さと、制作中にもつぎつぎとテーマを発展させる想像力をもつ巨匠の豊かな魅力を味わえる1作です。

 
Lot.71
Pablo Picasso(パブロ・ピカソ)

《Tête》
 本作はピカソ90才の頃の作品で、画面いっぱいに幸福そのものを表すような男性を描きだします。奔放な筆致は、画家がずっと意識していた、純粋で自由な意図をなにものにも制約されない「子どもの絵」を彷彿とさせ、最晩年になっても絵を描く喜びを忘れることのなかったピカソの姿を偲ばせます。
 ほかにも、同じくピカソによるペン画Lot.72《Femme nue assuse, les jambes croisées》や版画作品も複数出品されますので、こちらにもご注目ください。

  
Lot.70
Paul Klee (パウル・クレー)

《Frisur oder Strubel? (Hairstyle or shockhead?)》
 1939年、クレーは重病を患いながらも1253点にものぼる制作を行い、画家自身も驚いたその創作意欲は、その生涯の最後にひときわ輝く業績を残しました。そのうちの1点である今回出品作は、線描や色彩、あらゆる要素が響きあい、造形の無限の可能性を奏でたクレーによる、奇跡の創造の一端を伝えます。

Lot.92
Franck Muller (フランク ミュラー)

《Evolution 3-1Model》
 約40.7×55.2mmの小さな空間のなかに3重軸式トゥールビヨンを搭載した本モデルは、世界初の機構・機能を発表しつづけるフランク ミュラーの情熱を物語る存在です。本作のほかに、ジュエリーからはLot.93 Bvlgari(ブルガリ)《マルチカラーストーン ゴールド ネックレス&ブレスレット》などが出品されます。

 
 上記の他にも、藤田嗣治ベルナール・ビュッフェヴラマンク山口長男月岡芳年などの浮世絵や加守田章二などの陶磁器などが出品されます。
 皆さまのご参加をお待ちしております。

 
オンラインカタログ

 
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2024年春季特別オークション
■開催日:
4月20日(土)14:00-
■下見会:
4月17日(水)10:00-18:00
4月18日(木)10:00-18:00
4月19日(金)10:00-15:00
■会 場:
アイアート株式会社
〒105-0004 東京都港区新橋5-14-10
新橋 スクエアビル3F