今週末4月20日(土)春季特別オークション開催! 藤田嗣治・ビュッフェ・山口長男など出品!

2024/04/18

 今週末4月20日(土)、新橋オフィスにて春季特別オークションを開催いたします!
 今週コラムでは先週にひきつづき、注目作品をご紹介いたします。

 
Lot.64
Léonard Foujita (藤田 嗣治)

《少女》
藤田嗣治は「私の画の子供が、私の息子なり娘なりで一番愛したい子供だ」と語り、いずれの作品でも登場する子どもたちに慈しむようなまなざしを注ぎました。本作もまた、画家の愛情が込められた、あどけない少女を描いた1作です。
加えて、画家がパリで絶賛された乳白色の肌や繊細な描線、藤田のお気に入りのモチーフであるとんがり帽子の子どもを表した画中画など、画家の魅力がつまっています。

 
Lot.63
Léonard Foujita (藤田 嗣治)

《少女》
 本作は、画家の没後に開催された追悼展に出品され、世界各地から集められた代表作のひとつとしても紹介されました。落ち着いた雰囲気の少女は、藤田が1960年前後から描き始めた、大人の仕事を真似する子どもたちのシリーズに通じるものがあります。
 そのほかにも、Lot.65《婦人》など3点の藤田作品がメイン絵画から出品されますので、こちらにもご注目ください。

  
Lot.79
Bernard Buffet (ベルナール・ビュッフェ)

《Saint Tropez, bateaux, quai Suffren》
 鋭い黒の描線と抑圧された色彩をもつ独特の画風で、弱冠20歳でパリ画壇の寵児となったビュッフェは、今なお強い人気をほこっています。とくに、画家が1970年代に手がけた「Bateaux(船舶)」シリーズは著名で、そのひとつである本作も鋭い描線が船のフォルムとマッチし、ビュッフェらしさを味わえる1作です。

Lot.80
山口長男

《圍む》
 山口長男は日本における抽象絵画の先駆者として知られ、生前から国際展への出品も多く、1960年代にはニューヨーク近代美術館にも所蔵されました。2010年代後半からは国際的なアートマーケットでも高く評価されており、数ある作品のなかでも、今回出品作のように黒地に黄土色または赤茶色の色面を配する作品に定評があります。

 
 上記のほかにも、パブロ・ピカソパウル・クレーブラマンクなどの絵画、月岡芳年の版画や加守田章二などの陶磁器、ジュエリーからはフランク ミューラーの腕時計や、ブルガリなどが出品されます。
 皆さまのご参加をお待ちしております。

 
オンラインカタログ

 
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2024年春季特別オークション
■開催日:
4月20日(土)14:00-
■下見会:
4月17日(水)10:00-18:00
4月18日(木)10:00-18:00
4月19日(金)10:00-15:00
■会 場:
アイアート株式会社
〒105-0004 東京都港区新橋5-14-10
新橋 スクエアビル3F