2019/08/30
近年、コンテンポラリーアートの話題は尽きることがありません。
日常でも、アートイベントの開催や、企業とのコラボなどで私たちの目に触れる機会も多くあります。
コンテンポラリーアートと一口に言っても、そのジャンルやスタイル、制作の背景は作家・作品によってさまざまでとても複雑です。ですが、その多様性の中で、個人ひとりひとりの感性に合う作品を選ぶこともでき、そんな自由な楽しみがコンテンポラリーアートの醍醐味なのかもしれません。
一方、市場でもコンテンポラリーアートの盛況ぶりが見え、その規模も年々増しています。例えば、今年5月には海外オークションにて、ジェフ・クーンズ≪Rabbit≫が存命作家の作品では史上最高額の約100億円超えで落札されたことは記憶に新しいです。
現在公開されている『アートのお値段(原題:Document)』というドキュメンタリー映画でも、アーティストやギャラリスト、オークション会社、コレクターといったさまざまな方面にインタビューをし、アートと市場の関係が探られています。
いまや、美術品は愛好家だけでなく、投資の対象ともなり、世界中で需要は高まっています。
その中でコンテンポラリーアートは、今現在も次々と新しい作品が生まれるために多くの人が手に入れやすく、現在よりも後にさらに高く評価される可能性を秘めているために、市場で注目される分野となっています。
そんな世界中で注目が高まるコンテンポラリーアート作品が、アイアート秋季特別オークション(9月28日(土)開催)にて、57点出品されます。
出品作品の一部には、ポップアートの旗手、アンディ・ウォーホルの代表作≪Campbell’s Soup II (Old Fashioned Vegetable)≫(Lot.89)や、日本を代表するアーティスト、草間彌生の≪A Pumpkin (Y)≫(Lot.124)などがあります。その他にも、一度は聞いたことがあるような著名な作家から現在活躍中の若手アーティストまで、多数の作品をそろえています。
オークションカタログはただいま製作中です。完成予定は9月上旬となりますので、もうしばらくお待ちください。
また、今週金曜日にはHPでオンラインカタログが公開予定ですので、ぜひこちらもご覧ください。
皆様のご参加、ご来場をお待ちしております。
〈秋季特別オークション〉
■開催日:2019年 9月28日(土)13:00~
■下見会:
9月25日(水)10:00 – 18:00
9月26日(木)10:00 – 18:00
9月27日(金)10:00 – 15:00
■会場:〒105-0004 東京都港区新橋5-14-10 新橋 スクエアビル3F