春季特別オークション 6月6日(土)新橋オフィスにて開催いたします!

2020/05/21

 アイアートでは、延期しておりました春季特別オークションを6月6日(土)に新橋オフィスにて開催する運びとなりました。
 日々新型ウイルスに関する報道があり、まだまだ予断を許さない状況ではありますが、ウイルス感染防止対策を実施した上で、お客様が安心してご参加いただけるよう努めて参ります。
 つきましては対策の一環として、お客様には【下見会の完全予約制】や【入場時の検温・手指のアルコール消毒・マスクの着用】、【書面・電話による委託入札での参加の推奨】などをご案内しております。(詳細はこちら)
 下見会のご予約やご不明な点などございましたら、ぜひメールやお電話でお問い合わせください。
 何かとお手数お掛けすることかと思いますが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。
 春季特別オークションの出品作品は、カタログ冊子の他、ホームページ上で公開しておりますオンラインカタログでも詳細をご確認できますので、ぜひご覧ください。

 今回オークションの目玉のひとつは、カタログ表紙を飾ります、Lot.89 Léonard Foujita (藤田 嗣治)≪La Partie de Colin-Maillard (目隠し遊び)≫です。
 「目隠し遊び」をする5人の女性の姿を描き、女性たちの優雅な動きは古代の壺に描かれたギリシャ神話の女神を彷彿とさせます。一方、背景の金箔の古さびた様子は、尾形光琳の「紅白梅図屏風」など琳派の作品を想起させ、日本からフランスに渡った若き画家が、自らの絵画を模索していたことをうかがわせます。
フジタは本作を制作した1918年頃から、本作にも見える面相筆による筆さばきと独特の画風を確立しはじめ、画壇での名声を高めていきます。
 没後50年が経ってもなお、フジタの人気は衰えません。2018年には、海外オークションでフジタ作品が10億円を超える金額で落札されるなど、海外マーケットにおいても高く注目されています。
 これからますますの躍進が期待される画家の、貴重な名品をぜひご覧ください。

 今回オークションにはその他にも、シャガールやルノワール、ベルナール・ビュッフェや草間彌生など、著名な作家の作品が揃っておりますので、ぜひこちらもご覧ください。
 大変な時期ではありますが、アートに触れることで、一人でも多くの方々に豊かな時間を過ごしていただけたらと思います。

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〈春季特別オークション〉

■開催日:2020年6月6日(土)11:00-
■下見会:
6月3日(水)10:00-18:00
6月4日(木)10:00-18:00
6月5日(金)10:00-15:00
■会場:アイアート株式会社 (東京都港区新橋5-14-10 新橋スクエアビル 3F)