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　先日4月24日(土)、新橋オフィスにて第68回オークションが開催されました。
　落札価格TOP５は以下の作品です。

Lot.94　Bernard Buffet (ベルナール・ビュッフェ)≪Dahlias≫
　　　　落札価格：2,800万円（エスティメイト：1,200～2,000万円）

Lot.93　Bernard Buffet (ベルナール・ビュッフェ)≪Nature morte au panier≫
　　　　落札価格：2,700万円（エスティメイト：1,000～1,800万円）

Lot.77　杉山寧≪灔≫
　　　　落札価格：2,500万円（エスティメイト：2,500～3,500万円）

Lot.66　速水御舟≪鮠≫
　　　　落札価格：800万円（エスティメイト：300～500万円）

Lot.287 ≪4.41ct ラウンドブリリアント ダイヤモンド ルース≫
　　　　落札価格：800万円（エスティメイト：500～800万円）

　今回から、リアルタイムでオークションに参加できる、オンラインビッドシステムがスタートしました。当日は大きな混乱もなく、オンラインからのビッドも多数いただき、白熱した競り合いをみせる場面がたくさんありました。
　メインでは、強い人気をほこるビュッフェの油画2点が大幅に結果を伸ばしたほか、鴨居玲や牧進などが注目を集めました。人間の内面を見続けた画家・鴨居玲の2点、Lot.82が540万円（エスティメイト：200～300万円）、Lot.83が580万円（エスティメイト：150～230万円）で落札、華麗な装飾性で人気を博す牧進の屏風絵・Lot.76が250万円（エスティメイト：50～80万円）で落札されました。
　メイン以外でも、浮世絵ではLot.51 歌川広重≪保永堂版 東海道五十三次 五十五枚揃≫が400万円、コンテンポラリーではLot.113 今井 俊満≪無題≫が200万円、Lot.123 井上有一≪花≫が320万円で落札されるなど、エスティメイト上限を超えた作品が多くありました。
　工芸では、板谷波山や佐藤玄々など日本の近代作家のほか、Lot.139≪端渓蓮池硯/丸型唐墨≫やLot.150≪唐物丸壷茶入 銘「徒然」 ー万暦輪花盆添ー≫などの中国工芸品で競り上がり、注目度の高さがうかがえます。

　次回、夏季特別オークションは、7月3日(土)に新橋オフィスにて開催いたします。出品作品の募集締め切りは5月17日(月)までとなっております。
　皆様のご参加をお待ちしております。

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夏季特別オークション
■開催日：2021年7月10日（土）
■下見会：
7月7日（水）10:00-18:00
7月8日（木）10:00-18:00
7月9日（金）10:00-15:00
■会場：アイアート株式会社 (東京都港区新橋5-14-10　新橋スクエアビル ３F)