2023/04/19
来週4月29日(土)、春季特別オークションを開催いたします!
メインセールに合わせまして、下見会・オークションともに、表参道スパイラルでの開催となります。
今回、高い人気をほこる印象派の巨匠ルノワールの名品など、厳選された作品がそろいますので、今週と来週に分けて注目作品をご紹介いたします。
Pierre-Auguste Renoir (ピエール=オーギュスト・ルノワール)
水浴後の裸婦を描いた本作は、薔薇色の頬、輝くような肌の表現、おおらかながらも的確なタッチなど、画家の魅力にあふれています。また、ポール・デュラン=リュエル(印象派を支えた画商)や世界的な絵画コレクターが所有し、テートギャラリーなどの名だたる美術館で展示された来歴をもつことからも、名品と語るにふさわしい1枚です。
横山 大観
明治から昭和にかけて活躍した日本画家・横山大観の代名詞のひとつにあげられるのが、昇る朝日を表した作品です。同モチーフを描く本作は、海辺の岩壁を墨のみで表すのに対して、海の青や赤い朝日は鮮やかに彩られ、自然の雄大さが感じられます。
Jean-Baptiste Camille Corot (カミーユ・コロー)
カミーユ・コローは、19世紀フランス絵画を代表する1人に数えられ、印象派のクロード・モネからも「ここにはただ1人の巨匠しかいない。コローだ。彼に比するものをもっている者はどこにもいない」と称賛されました。風景画の大家による、のどかな田園を描いた1作です。
そのほかにも、Lot.28 マルク・シャガール《Le Mariage(結婚式)》、Lot.18 藤田嗣治《Bouquet de Roses au Pichet d‘Étain(バラの花)》、ベルナール・ビュッフェ2点(Lot.22・23)、Lot.21 モイーズ・キスリング《Portrait de Mme E. Rouvier》などが注目の洋画作品です。
日本画・古書画からは、孤高の美の世界を花開かせた村上華岳の作品5点(Lot.1~5)や、江戸時代の画家・渡辺崋山の《江山漁樂》(Lot.45)や伊藤若冲2点(Lot.46・47)、そして重要美術品に指定されているLot.49 後陽成天皇《御宸翰》も出品されます。
また、ジュエリーからはLot.101《12.13ct ラウンドブリリアントカット ダイヤモンド ルース Type IIa》などにも注目です。
そのほか、コンテンポラリーではロッカクアヤコ(Lot.73)やKyne(Lot.74)、工芸ではLot.120《李朝白磁染付「福寿無疆」字文壷》などがそろいます。
皆さまのご参加をお待ちしております。
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■開催日:
2023年4月29日(土)11:00-
■下見会:
4月27日(木)10:00-20:00
4月28日(金)10:00-18:00
■会 場:
Sprial @表参道
〒107-0062 東京都港区南青山5-6-23