2024/09/12NEW
今週末9月14日(土)は、秋季特別オークションを開催いたします!
先週は京都でも下見会も行い、多くのお客様にお越しいただきました。今週11日(水)から13日(金)には新橋オフィスにて下見会がありますので、ぜひご来場ください。
コラムでは、注目の出品作品をご紹介いたします。
Lot.69 棟方志功
世界に名だたる版画家・棟方志功の出世作である『華厳譜』、その二十三図が揃う今回の機会は決して見逃せません。「華やかで厳かなもの」というイメージから生まれた諸仏菩薩の姿は独創的で、制作時のエピソードも含めて棟方の画歴を語る上で欠かせない存在です。
本作のほかにも、板画・倭画・書など、棟方による多彩な作品15点が出品されます。作品に一心不乱に向き合い、ダイナミックかつ華麗でありながら、純朴な世界を表現した棟方芸術をご覧ください。
Lot.117 Bernard Buffet (ベルナール・ビュッフェ)
鳥籠のまっすぐで鋭い檻の表現は、今なお強い人気をほこるビュッフェらしさを存分に発揮する作品です。そしてLot.116《Portrait de Femme》は、弱冠20歳でパリで最も権威のある新人賞・批評家賞を受賞した翌年に描かれたもので、画壇で絶賛された作風をよく表しています。また、同画家によるLot.118《Saint-Evre》にもご注目ください。
ビュッフェ以外にも、パリの下町を詩情豊かに描いたユトリロや、アメリカの国民的画家アンドリュー・ワイエスなど、著名な海外作家の作品がそろいます。
Lot.230~247にかけて、朝鮮半島の陶磁器を多彩にそろえた個人コレクションが出品されます。
象嵌や陰刻など繊細な装飾によって優美な美意識をものがたる高麗青磁、日本の茶の湯で珍重された「三島」などの粉青沙器、王朝で尊ばれた儒教精神にかなう清純素朴な李朝白磁、その白磁に絵付けをほどこし、新たな境地を生み出した染付や鉄絵など、朝鮮陶磁はさまざまな魅力をもちます。
珠玉の作品を集めた本コレクションから、奥深い朝鮮陶磁の世界を味わってください。
上記のほかにも、藤田嗣治や鏑木清方、安井曾太郎や東山魁夷などの絵画や、月岡芳年といった浮世絵や古書画、ジュエリーからもダイヤモンドや腕時計などが出品されます。
また、オークション当日は12時から開場し、お食事やオークション出品作品からペアリングしたワインをご用意しております。
皆さまのご参加をお待ちしております。
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■開催日:
9月14日(土)13:00-
■会 場:
アイアート株式会社
東京都港区新橋5-14-10新橋 スクエアビル3F
■京都下見会:
白沙村荘 橋本関雪記念館
京都府京都市左京区浄土寺石橋町37
9月5日(木)10:00-17:00
9月6日(金)10:00-15:00
■東京下見会:
アイアート株式会社
東京都港区新橋5-14-10新橋 スクエアビル3F
9月11日(水)10:00-18:00
9月12日(木)10:00-18:00
9月13日(金)10:00-15:00