ジミーはオークランドを拠点とするアーティストであり、彼の作品はモダン文化に対して豊かであるが退廃的な模索を描いている。ジミーの作品は国内外で高い評価を得ており、近年では、2016年にブリスベン現代美術賞のPeople's Choice Awardを獲得し、2019年9月には北京国際美術ビエンナーレに出展。さらに、2019年10月の成都世界無形遺産会議美術展にも参加した。
彼はマオリとギリシャの伝統文化に大きく影響を受けており、二つの異なる宇宙観が結びついて、ワカパパ(ニュージーランド北島中央部)の物語を美しく表現した作品を生み出している。過去25年間、ジミーは鮮やかなポップカラーの組み合わせを使って、テクスチャーとイメージを重ねることによって、過去、現在、未来のつながりを表現し、独特な作風を作り上げてきた。
ジミーは自分の作品を「ただの混合や融合だけではなく、一連の活気に満ちたテクスチャーを通して、物語と真実の重なりを鑑賞者に披露する」と主張。心・体・精神の均衡を探ることへの情熱は彼の才能を導いて、アロハのような美しい作品を作り出した。
「Videmus We are watching (注視)」
180 x 240 cm
2018
キャンバスにアクリル・樹脂
「Atlas Te hau a Uru (地図:西からのメッセージ)」
180 x 240 cm
2018
キャンバスにアクリル・樹脂
「Hei Tiki Te Putiputi (花)」
122 x 91 cm
2019
キャンバスにアクリル・金箔・樹脂
「Sun God Te Re Hei Tiki (太陽神)」
152 x122 cm
2019
キャンバスにアクリル・金箔
「Putiputi Hei Tiki (花2)」
51 x 51 x 4 cm
2020
キャンバスにアクリル・金箔・樹脂
「Te Waka o Rangi (空の星)」
82 x 21 x 1 cm
2020
ボードにアクリル・金箔・樹脂
「Hoturoa (マオリの舟)」
60 x 91 x 2 cm
2020
キャンバスにアクリル・金箔・樹脂